「噛み締め」の原因
歯に入っている金属の親和性
親知らずによる歪み
・・・頚椎3番の位置異常
・・延髄のホルモン中枢への悪影響
・・・受精卵の着床阻害なども言われています。
かみ合わせ不良(なんども冠を作り直している方はほとんどかみ合わせが低い)以外に、このような原因が考えられます。
無論、精神的なストレス・心身の疲れも大きな要因です。
メニエル病やコステン症候群・・・癌も含めて、口腔内(歯)は体中でもっとも敏感で微妙な箇所なのです。
厚木(神奈川県)の花上歯科医院には、末期の乳がん患者さんが多くつめかけ4人に1人が治ったそうです。
・・・・・乳がんと上の前歯の慢性炎症と関連があるそうです。
噛み合わせについて
まさに口は「エネルギーの入る場所」なのです。
寝たきり老人が良い高さの、又よいはりのある義歯を作ると、歩けるようになる事があるのをご存知ですか?
それほど人間にとって、きっちりとした歯(義歯)があるのは、
大事なことなのです。
又、バランスよく噛めて、金属アレルギーや噛みしめ癖等を改善すると歩く姿勢が良くなり、肩こり、腰痛、ひざ痛等がずいぶん良くなる経験を多くしています。
歯(入れ歯)は、何でもよく噛めて外観と発音が良ければいいというものではありません。歯(入れ歯)は、身体をささえる関節であり、平衡維持に必須の器官であり、あるべき所にあるべき形の歯が必要なのです。これらのことは、子犬の奥歯の一方を2mmぐらい削ると、1年後ぐらいには子犬の背骨が曲がり、足を引きずって歩くようになるという可哀相な実験からも分かります。
正しい噛み合わせは、頭位を正しく保ち、頭への血液をスムースにして、又、免疫力を高めると考えています。
典型的な1例として挙げます
顎関節症のある患者さん
猫背で頚椎が前傾し、前方頭位と下顎後退が認められる。顎関節症のない患者さん
背筋と首筋が伸びて、下顎後退は認められない。
顎関節症のある患者さん
下顎頭は細く下顎窩の後方に位置している。顎関節症のない患者さん
下顎頭は下顎窩の中央に位置している。
「ひどいイビキ」「無呼吸症候群」について
一般的に、咽頭の肥厚(肥満等)などが言われますが、基本的に口呼吸があるとおもいます。無呼吸症候群では、吸入マシン・スリープスプリントなどがありますが、ストマトロジーのマウスピース(ナイトデンチャー)が最良です。
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ナイトデンチャーの側面 | 師の山田唯勝先生 「歯の噛み合わせがすべての原因だった」他多数。かみ合わせに関しては、文字通り世界一だと思います。 |
模型を動かして、夜間の動きの再現・研究中 |